代々酒造業を営む吉島家は、名棟西田伊三郎により明治40年に再建されたものです。土間の吹き抜け部分の梁と束による立体格子が美しい。国の重要文化財に指定。
アメリカ現代建築界の巨匠といわれたチャールズ・ムーアが来日した際には「庭園では京都の苔寺(西芳寺)、建築では吉島家」と賞賛したとのことです。

吉島家住宅
||| 吉島家住宅 ||||
||| 吉島家住宅 ||||

土間の吹き抜け空間
||| 土間の吹き抜け空間 |||
||| 土間の吹き抜け空間 |||
梁と束柱による立体格子で構成される吹き抜けは、高窓からの柔らかい光が部屋全体を直接・間接的に照らし、立体格子を美しく引き立たせています。
隣家の日下部家住宅の黒光りした梁、束柱と比較すると、吉島家住宅の立体格子は、赤みを帯びた落ち着いたやわらかい雰囲気を持っている空間です。

段違いの部屋
||| 段違いの部屋 |||
||| 段違いの部屋 |||
二階の部屋は、通りに面した部屋は天井が低く、梁の下部分は高いので、部屋が段違いの構造になっています。

室内の土蔵
||| 室内の土蔵(書庫) |||
||| 室内の土蔵(書庫) |||
四代目当主・吉島斐之は国学を学び、和歌にも秀で書家としても評価が高く、文章・歌などを数多く残していて、教養の高さは相当な物であったといわれています。
仏間の後ろの室内にある土蔵造りの書庫からも、そのことがうかがい知ることが出来ます。
金庫だと思っていました !

釣瓶井戸
||| 釣 瓶 井 戸 |||
||| 釣 瓶 井 戸 |||
町家の奥の、中庭と土蔵に面している所の井戸のある、半屋外空間が篠田桃紅氏(墨象家)のギャラリーになっています。

篠田桃紅ギャラリー
||| 篠田桃紅ギャラリー |||
||| 篠田桃紅ギャラリー |||
このミニギャラリーは赤と黒を基調とし、オーディオ機器を配した洗練された空間で、桃紅氏の著書、墨象の版画作品が数多く飾られています。
篠田桃紅氏の作品は関市立篠田桃紅美術空間、岐阜現代美術館にても展示されています。